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銘柄(商品)の評価

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の評判は?利回りはいいけど手数料が高い

アライアンスバーンスタインはアクティブファンド
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アライアンスバーンスタイン米国成長株投信をおすすめされたけど、どうすればいいか迷っている

という方向けの記事です。

もしや、某メガバンクのS●BCでおすすめされてたりして(勝手に言ってます(*´ω`))。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信ですが、結論から言えば「手を出さなくていい」です。

ざっくりとした特徴
  • 【購入時手数料】ネット証券:無料/窓口:3.3%
  • 【信託報酬】1.727%(税込)⇒高すぎ。0.3%以下の商品もある
  • 【投資内容】アクティブファンドなので「投資のプロ」が予想して投資する
    ⇒アクティブファンドは、今が好成績でも手を出さない

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信には4つコースがありますが、ぜんぶ「手を出さなくていい」です。

  1. Aコース(為替ヘッジあり)※為替ヘッジ=円ドルの変動リスクのこと
  2. Bコース(為替ヘッジなし)
  3. Cコース(為替ヘッジありで毎月分配型)
  4. Dコース(為替ヘッジなしで毎月分配型)

アクティブファンドだから手数料は高いし。いくら利回り良くても今後は続く保証がないのと。

似た内容の投資をしている商品で、手数料が安い商品を選ぶべきです。

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アライアンスバーンスタインとは、米国株式のアクティブファンド

アライアンスバーンスタインの目論見書の1ページを見ると、どんな投資信託なのかが書かれています。

どんな投資信託なの?

米国株式のアクティブファンドの投資信託であることが明記されています!

アライアンスバーンスタインはアクティブファンド

アクティブファンドとは、投資のプロが予想して投資先を決める

アクティブファンドって何?

投資のプロが予想して投資先を決めることです!

「投資のプロが予想して投資先を決める」ので、その予想が当たりやすいか?

・・・といえば、残念ながら逆です(´▽`*)。

プロといってもあくまでも「予想」。今回なら、「成長の可能性が高いと評価される米国株式」に投資するのですが。

成長しそうな企業を当てるのは、投資家目線からすれば、競馬で3連単(1着、2着、3着を順番通り予想する馬券)を的中させるのと同じくらいの難易度です。

未来のことは、専門家だろうとカンペキに予想するのは不可能に近いので・・・。

となると、「日経平均株価に連動するように機械的に投資するよ」のように。

何かの指標と同じ動きをするように投資するのがインデックスファンドです。

ベンチマークは、S&P500株価指数

今回だと、どんな指標に近づけるべきなの?

目論見書の2ページを見ると、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は、「S&P500株価指数」というものをベンチマークとしています。

アライアンスバーンスタインはS&P500がベンチマーク

ベンチマークを一言で言えば、「目標値」のこと。

つまり、「S&P500株価指数の数字と近づけることを目標に、投資するよ~」ということを意味します。

S&P500って何?

アメリカ版の日経平均株価!

細かいことを突き詰めていくと、「ちがうじゃないか!」と言われそうですが、WikiPedia

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数である。

といってるし、個人レベルなら「アメリカ版の日経平均株価」という解釈でいいかと(´▽`*)。

米国成長株投信にこだわらなくても、素直にS&P500でいいじゃんとなる

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信では、「S&P500」という指標に近づけるのが目標。

・・・だったら、人間が予想しなくて(投資のプロがわざわざ予想しなくて)も。

素直に「S&P500」に近づけるように機械的に投資すればいいじゃんとなります。

どういうこと?

S&P500のインデックスファンドに投資する!

アクティブファンドが人間が予想するのに対して。

インデックスファンドでは、特定の指標に近づくように、今回であれば「S&P500に近づくように機械的に投資」します。

わざわざ人間の手でインデックスに近づけようとしなくても、機械的な投資をするインデックスファンドの方が確実!

具体的には、

あたりの「S&P500のインデックスファンド」から選択するべき。

インデックスファンドは人間があれこれ考えて投資しなくていいので、手数料が安く済みます

アライアンスバーンスタインの信託報酬は、1.727%で高い

アライアンスバーンスタインの信託報酬と呼ばれる手数料は、1.727%なので高いです。

※購入時手数料の3.3%はネット証券であれば無料。窓口の場合は、3.3%を負担します。

アライアンスバーンスタインの信託報酬

どうして高いって言いきれるの?

手数料が、1%以下、もっと言えば0.3%以下の商品はたくさんあります!

手数料は、0.3%以下がいい

投資信託において、手数料は0.3%にするべきです。

先ほど紹介した、2つのインデックスファンドの信託報酬は下記のとおりです。

※emaxis slim米国株式(S&P500)は、ひよこSEが投資している「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の0.1023%よりもさらに安いなぁ(´▽`*)。

特定の商品が儲かるかは予想できないなら、手数料を安くするのが鉄則

でも、手数料よりも、儲かるかの方が重要じゃないの?

その通りなのですが、儲かるかをピンポイントで予想するのは無理です・・・。

そもそもですが、「投資信託の特定の商品が今後も、もうかるか?」は誰にも予想できません。

となると、投資家ができるたった一つのことは、手数料を安くすることです。

投資信託の「信託報酬」とは?計算方法も含めて、徹底解説」という記事でも書いていますが、信託報酬は毎日徴収されるものなので、ボディブローのごとく、地味に効いてきます・・・。

アライアンスバーンスタインの組入銘柄は米国の情報技術系が中心

アライアンスバーンスタインの組入銘柄は、米国の情報技術系の(IT系)企業が中心です。

アライアンスバーンスタインの組入銘柄

アップルやグーグル、AmazonのIT系

アップルやグーグル、Amazonといった、大企業が名を連ねています。

アライアンスバーンスタインの上位銘柄10社で、ITの分野は、なんと全体の47.2%!

アメリカのIT企業の業績にかなり大きく左右される構成です。

手数料の安いニッセイ外国株式インデックスファンドと構成が少し似ている

ただ、やっぱりインデックスファンドと、同じことしてるんですよね(´▽`*)。

ひよこSEが投資している、ニッセイ外国株式インデックスファンドとランキングは違いますが、10社中5社は同じ企業です。

■アライアンスバーンスタイン

アライアンスバーンスタインの組入銘柄

■ニッセイ外国株式インデックスファンド

No銘柄業種比率
1アップル情報技術4.4%
2マイクロソフト情報技術3.4%
3アマゾン・ドット・コム一般消費財・サービス3.0%
4フェイスブックコミュニケーション・サ ービス1.5%
5アルファベット(C)コミュニケーション・サ ービス1.2%
6アルファベット(A)コミュニケーション・サ ービス1.2%
7テスラ一般消費財・サービス1.0%
8ジョンソン・エンド・ジョンソンヘルスケア0.8%
9JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー金融0.8%
10ビザ情報技術0.8%
ニッセイ外国株式インデックスファンドの目論見書より筆者作成

たぶん、投資のプロが「アップルは外した方がいい」と判断したんだと思いますが。

上位6社のうち5社が、構成比が違えど、外国株式インデックスファンドと同じ投資先です。

アライアンスバーンスタイン米国株式の利回りは、13~14%程度

アライアンスバーンスタイン米国株式の利回りは、13.6~14.3%程度です。

それって高いの?低いの?

3%あれば優秀と言われているので、高いです!

Aコース・Bコースの利回り

Aコースは、14.3%、Bコースは13.7%の利回りです(目論見書7ページ)。

アライアンスバーンスタインの利回りAコース・Bコース

Cコース・Dコースの利回り

Cコースは、14.3%、Dコースは13.6%の利回りです(目論見書19ページ)。

アライアンスバーンスタインの利回りCコース・Dコース

利回りはかなり高いです(とはいえ、他のファンドも同時期で10%台をだしてるので判断は難しい)。

あとは・・・いつかやってくるであろう、「下落局面(不況)でどうなるか?」=「不況の時も手数料1.7%を払うけど耐えきれるか?」と言ったところです。

Dコースの毎月分配型の人気が高く評判がいい・・・けど

目論見書の5ページ目(Aコース・Bコース)と7ページ目(Cコース・Dコース)を見ると、純資産総額といって、投資家から集めたお金の総額が見れます。

  • Aコース(為替ヘッジなし):965億円
  • Bコース(為替ヘッジあり):2,277億円
  • Cコース(為替ヘッジなしの毎月分配型):3,595億円
  • Dコース(為替ヘッジありの毎月分配型):7,081億円

Dコースの7,081億円が、毎月分配金(株で言う配当)がもらえるので、人気ですね!

毎月分配型は、資産を切り崩しているだけの「タコ足」になりやすいので、デメリットもあります・・・。不況時は、ただひたすら怖いです。

・・・ただ、A~Dコースを充実させるくらいなら、手数料を安くしてほしいなと思います。

まとめ:アライアンスバーンスタインは、短期逃げ切り型の上級者向け

というわけで、まとめです。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は、「手数料が高いので手を出さなくていい」です。

インデックスファンドで、このファンドと似た投資内容で手数料を安くすることができます。

ざっくりとした特徴
  • 【購入時手数料】ネット証券:無料/窓口:3.3%
  • 【信託報酬】1.727%(税込)⇒高すぎ。0.3%以下の商品もある
  • 【投資内容】アクティブファンドなので「投資のプロ」が予想して投資する
    アクティブファンドは、過去の成績に関係なく手を出さない
    ⇒S&P500のインデックスファンドに投資した方が、絶対得!

強いてやるメリットといえば、まぐれ当たりで短期逃げ切りを目指す、上級者向け商品かなと思います。

同じことやってる他のインデックスファンドのほうがおすすめだよ~という話でした(-_-;)。

インデックスファンド

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