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銘柄(商品)の評価

ひふみ投信の評判・利回りは?アクティブの中では手数料も安く優良

ひふみ投信の特徴
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ひふみ投信がネットで流行ってるけど、買うべきなの?

という方向けの記事です。結論は、「悪くはないけどメインと言うよりサブ、少額で十分」です。

ひふみ系の商品を扱っている「レオスキャピタルワークス株式会社」は3つの商品を販売しています。

  • ひふみ投信(日本株の成長株投資。NISA・つみたてNISAの対象)
  • ひふみワールド(世界の成長株投資。つみたてNISAの対象)
  • ひふみプラス(債権・社債に投資。NISAの対象)

この記事では、日本株のアクティブファンドの「ひふみ投信」について解説します。

ざっくりとした特徴
  • 【購入時手数料】ネット証券・公式サイト:無料/窓口:3.3%
  • 【信託報酬】1.078%。アクティブということもあり、やや高め
    ⇒実質は5年後に0.878%。10年後に0.678%だけど、それでも、もう一息
  • 【投資内容】アクティブファンドなので「投資のプロ」が予想して投資する
    ⇒14.6%の高利回りであっても、手数料的に手を出さないのが基本
    ⇒ひふみ投信は、「アクティブのなかでは優良」とだけ

アクティブファンドの中では、手数料はかなり安いうえに、実際に5年利回りは14.6%で優秀。

ただ、インデックス・アクティブ問わずに2020~2021年は株価の上昇傾向が続いている点から、利回りだけで判断はできず、手数料で判断するべきであって。

ひよこSE(@PiyoOct)が投資している外国株式インデックスファンドの0.1023%や、日経225インデックスファンドの0.275%と比べると、手数料は高めです。

アクティブファンドのなかでは優良。悪くはないけどやるにしても少額で十分」と言う印象です。日本株のアクティブを探していて、多少のリスクを取ってもいいよ的な人なら、ひふみ投信はおすすめです。

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ひふみ投信とは、日本株式中心のアクティブファンド

ひふみ投信の目論見書の3ページを見ると、「国内外の株式に投資することにより積極運用を行ないます。」と記載されています。

ひふみ投信の特徴

市場価格が割安な銘柄を選別して、成長株を発掘するぜ的なファンド。

さらに8ページを見ると日本株の資産が84.62%を占めているので、日本株式中心のアクティブファンドといえます。

ひふみ投信の組入銘柄

アクティブファンドとは、投資のプロが予想して投資先を決める

アクティブファンドって何?

投資のプロが儲かりそうな株式を予想して投資先を決めることです!

アクティブファンドをひとことで言ってしまえば、「カリスマ投資家」的な存在。カリスマ投資家(会社)が、個人の投資家からお金を集めて日本の成長株に投資するのが、ひふみ投信です。

投資信託のイメージ

インデックスファンドは、指標投資

アクティブファンドの反対はインデックスファンド。

日経平均株価に連動するように機械的に投資するよ」のように。何かの指標と同じ動きをするように投資するのがインデックスファンド。

ひよこSEは、外国株式インデックスファンド(「MSCIコクサイ・インデックス」という指標に連動させる)に投資しています。

インデックスとアクティブのどちらがよいか?

アクティブファンドは、「投資のプロが予想なり分析して投資先を決める」もの。例外はあれど、インデックスのように指標があるわけではありません。

「プロの予想が当たるのか?」といえば、残念ながら投資信託の常識的には、反対です(´▽`*)。

今回なら、「国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資します。」(目論見書3ページ)するのですが。

株価が割安でなおかつ成長しそうな企業を「当て続ける」のは、プロと言えど難しいわけで。

専門家だろうとプロだろうと、未来のことを予想するのは難しいです・・・。

いやいや、リスクがあるのはインデックスもアクティブも同じだ!

みたいな考えも一理あるし、「アクティブの方が良かった」となるパターンもあるけど、一般的には「インデックス>アクティブ」と言われています。

ひふみ投信の投資先(組入銘柄)

それで、ひふみ投信の投資先はどこ?

目論見書の8ページを見ると、ひふみ投信の上位10銘柄が記されています。

No銘柄名業種比率(%)
1マイクロソフトその他海外株1.41
2HOYA精密機器1.37
3インターネットイニシアティブ情報・通信業1.37
4SHIFT情報・通信業1.36
5ミライト・ホールディングス建設業1.33
6三菱商事卸売業1.25
7村田製作所電気機器1.10
8あい ホールディングス卸売業1.09
9ショーボンドホールディングス建設業1.08
10川崎重工業輸送用機器1.08
合計12.44

上位10銘柄が占める割合は、12.44%です。

組入銘柄は結構入れ替わる(6か月前)

※ちなみに、2021年3月31日の時点の組入銘柄(目論見書)

No銘柄名業種比率(%)
1東京センチュリーその他金融1.45
2ソニー電気機器1.37
3ショーボンドホールディングス建設業1.31
4九電工建設業1.27
5エイチ・アイ・エスサービス業1.25
6川崎重工業輸送用機器1.25
7ミライト・ホールディングス建設業1.24
8あい ホールディングス卸売業1.24
9プレミアムウォーターホールディングス食料品1.20
10東京応化工業化学1.16
合計12.74

日経225とも顔ぶれが違う

なお、日経225インデクスファンドと比べると、顔ぶれが全く異なりますね。

No銘柄業種比率
1ファーストリテイリング(ユニクロの親会社)小売業10.9%
2ソフトバンクグループ情報・通信業5.1%
3東京エレクトロン電気機器3.3%
4ファナック電気機器3.2%
5KDDI情報・通信業3.0%
6ダイキン工業化学2.3%
7京セラ電気機器2.2%
8テルモ医療機器・医薬品2.2%
9信越化学工業化学1.9%
10ユニー・ファミリーマートホールディングス小売業1.7%
合計35.8%
投資信託説明書(交付目論見書)8ページ「組入上位銘柄(マザーファンド)」より筆者作成

どちらがいい、悪いの問題ではない(それは誰にもわからない)ですが、ひふみ投信がなるべく多くの会社に投資してリスク分散を行っている、組入銘柄を頻繁に入れ替えている投資信託であることは間違いないです。

ひふみ投信の信託報酬は、1.078%。

ひふみ投信の信託報酬と呼ばれる手数料は、1.078%でやや高めです(目論見書10ページ)。

ひふみ投信の信託報酬

※5年後に-0.2%、10年後に-0.2%となるので、10年後は0.678%です。

どうして高いって言いきれるの?

手数料が、1%以下、もっと言えば0.3%以下の商品はたくさんあります!

信託報酬(税込)

特定の商品が儲かるかは予想できないなら、手数料は0.3%以下が鉄則

投資信託において、手数料は0.3%にするべきです。

でも、手数料よりも、儲かるかの方が重要じゃないの?

その通りなのですが、儲かるかをピンポイントで予想するのは無理です・・・。

そもそもの話になりますが、「投資信託が今後も、もうかるか?」は誰にも予想できません。

となると、投資家ができるたった一つのことは、手数料を安くすること

投資信託の「信託報酬」とは?計算方法も含めて、徹底解説」という記事でも書いていますが、信託報酬は決まって徴収されるものなので、1円でも安い方が絶対にいいです。

信託報酬のイメージ

アクティブの中では安い方

余談ですが、ひふみ投信はアクティブファンド(人間が予想する投資信託)の中ではかなり手数料は安い方です。

多少のリスクと手数料は承知の上で、アクティブファンドをやりたい!

と決めている人なら、ひふみ投信一択。現時点では、伸びているファンドなので。

ひふみ投信は、「インデックスよりは高いが、アクティブファンドの中ではトップクラスの手数料の安さ」と言えます。

ひふみ投信の5年利回りは14.6%で優秀

ひふみ投信の5年利回りは14.6%で優秀と言えます(目論見書7ページ)。

ひふみ投信の利回り

利回りは3%あれば優秀と言われているので(山崎元さんの本に書いてある)、かなりいい数字。

ただ、2021年現在は、他のファンドも5~15%程度の実績はあたりまえに出しているので・・・。

となると、判断するのはやはり「手数料」だと個人的には思います。

ひふみ投信は、「インデックスよりは高いが、アクティブファンドの中ではトップクラスの手数料の安さ」と言えます。利回りと手数料で、どう判断するか?次第ですね。

ひふみ投信の評判は、純資産総額から人気があるといえる

目論見書の8ページを見ると、純資産総額といって、投資家から集めたお金の総額が見れます。

ひふみ投信の純資産総額
  • 2021年9月30日現在:1,500億円程度

1,000億円以上あるファンドは、ある程度実績があるファンドと言える(1,000~5,000億円ほどの商品がほとんど)ので、投資家から信用されていると言えます。

まとめ:ひふみ投信は、アクティブファンドの中では優良

というわけで、まとめです。

ざっくりとした特徴
  • 【購入時手数料】ネット証券・公式サイト:無料/窓口:3.3%
  • 【信託報酬】1.078%。アクティブということもあり、やや高め
    ⇒実質は5年後に0.878%。10年後に0.678%だけど、それでも、もう一息
  • 【投資内容】アクティブファンドなので「投資のプロ」が予想して投資する
    ⇒14.6%の高利回りであっても、手数料的に手を出さないのが基本
    ⇒ひふみ投信は、「アクティブのなかでは優良」とだけ

インデックスファンドと比べると手数料は高いですが、アクティブの中ではかなり安い方。

利回りも残せているファンドで、息の長いファンドになるかと。だけど、手数料はアクティブファンドの相場の1%台は取られる印象です。

メインはインデックスファンドや個別株にしつつ、アクティブもやってみたいなぁ~

と思った人は、ひふみ投信を少額投資してみるのも選択の1つだねくらいの感覚です。

インデックスファンド

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