PR
銘柄(商品)の評価

ニッセイ外国株式インデックスファンドで利回り・評判などのポイントを解説【アップルやマイクロソフトのITが中心】

ニッセイ外国株式インデックスファンドの上位10銘柄
記事内に広告が含まれています。

ニッセイ外国株式インデックスファンドってどんなファンド?

という方向けの記事です。

ファンドの投資内容について、「理解しておいた方がいい」とは、頭ではわかっていても、説明してある文章(目論見書)は複雑だし。

そこで、ざっくりとポイントをまとめました!

ニッセイ外国株式インデックスのポイント5つ
  • 上位10銘柄(めいがら)のうち、情報技術・通信の分野が6つ
  • 信託報酬は、年率0.1023%(税込)であり、格安
  • 純資産総額は、1,000億を超えていて信用がある
  • 2021年5月までの運用実績を見ると、利回りの平均は10.3%で優秀
  • 為替変動と株式変動、流動性の3つのリスクあり

信託報酬(手数料)の安さはビックリ!日経225の0.275%(税込)よりさらに安いです!

本記事では、ニッセイ外国株式インデックスファンドで、最低限押さえるべきポイントを解説します。

5大ネット証券会社をピックアップ!

5大ネット証券は、つみたてNISAももちろん対応!
透明のひよこSE
スポンサーリンク
SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI証券で証券口座を開設する

ニッセイ外国株式インデックスファンドのポイント5つ

ニッセイ外国株式インデックスのポイント5つは、下記の通りです。

ニッセイ外国株式インデックスのポイント5つ
  • 上位10銘柄(めいがら)のうち、情報技術・通信の分野が6つ
  • 信託報酬は、年率0.1023%(税込)であり、格安
  • 純資産総額は、1,000億を超えていて信用がある
  • 2021年5月までの運用実績を見ると、利回りの平均は10.3%で優秀
  • 為替変動と株式変動、流動性の3つのリスクあり

なお、5つのポイントは、2021年5月末に作成された目論見書から、当ブログの管理人ひよこSEが独自にまとめたものです。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの上位銘柄は、ITの分野が6つ

ニッセイ外国株式インデックスファンドの上位10銘柄(めいがら)のうち、IT(情報技術・通信/コミュニケーション)の分野が6銘柄で、全体の12.2%を占めています。

ITに投資しているといっても過言じゃないです!

上位10銘柄以降の情報は得られませんが、IT分野への投資に重点を置いていることは間違いないです。

目論見書にある、上位10銘柄を表にしてまとめます。

No銘柄業種比率
1アップル情報技術3.9%
2マイクロソフト情報技術3.4%
3アマゾン・ドット・コム一般消費財・サービス2.6%
4フェイスブックコミュニケーション・サ ービス1.5%
5アルファベット(C)コミュニケーション・サ ービス1.3%
6アルファベット(A)コミュニケーション・サ ービス1.3%
7JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー金融0.9%
8テスラ一般消費財・サービス0.9%
9ジョンソン・エンド・ジョンソンヘルスケア0.9%
10エヌビディア情報技術0.8%
ニッセイ外国株式インデックスファンドの目論見書より筆者作成

ニッセイ外国株式インデックスファンドの上位10銘柄のうち、3銘柄が「情報技術」の分野です。

アップル・マイクロソフト・エヌビディアが当てはまり、ファンド全体の8.1%を占めています。

有名なIT企業ばかり。

※ビザ(VISA)は、クレジットカード会社ではなく、決済方法を提供しているIT企業です。
⇒記事作成時の2020年当時。2021年5月末から上位10銘柄からビザは、消えています。

さらに3銘柄が、「コミュニケーション・サ ービス」(通信)の分野です。

フェイスブック・アルファベット(C)・アルファベット(A)が当てはまり、ファンド全体の4.1%を占めています。

googleとか、facebookみたいな、ネットのサービスが多い!

※Alphabet社は、googleの親会社で、Alphabet社≒googleと考えて問題ないです。

さらに言えば、IT・通信分野はファンドの業種比率で1位です。

IT・通信分野に重点を置いて投資しているということは、知っておくべきことでしょう。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬は、年率0.1023%(税込)であり、格安

ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬は、年率0.1023%(税込)であり、格安です。

信託報酬の相場は、0.1%~3.0%であることから、良心的な設定と言えます。

ひよこSE(@PiyoOct)の見解ですが・・・

信託報酬が1%以上超えているファンドは、やめたほうがいいです

信託報酬は、信託会社が毎日徴収している

信託報酬は、信託会社が毎日徴収しています。(豆知識なので、興味ない人は読み飛ばしてください。)

ニッセイ外国株式インデックスファンドの場合は、

純資産総額(1,300億) × 0.1023 / 365

を、「信託報酬」として、信託会社が毎日徴収します。

信託会社は、毎日1300万円以上、このファンドで儲けていることになります!

当然ながら、信託報酬が引かれた後の残高が、証券口座の残高として反映されます。

それじゃあ、安い方がよさそうだね。

その通りです!

【関連記事】投資信託の「信託報酬」とは?計算方法も含めて、徹底解説

ニッセイ外国株式インデックスファンドの純資産総額は、1,000億を超えていて信用がある

純資産総額とは、ファンドの保有している資産です。

ファンドの保有している資産が多いほど、ファンドの運用実績に信用がある証です!

2021/5/31現在、ニッセイ外国株式インデックスファンドの純資産総額は、2,866億円です。

1つのファンドで純資産が1,000億円を超えていれば、予定外に運用が中止となる、「繰上償還(くりあげしょうかん)」が発生するリスクは少ないです(100億が安定運用の目安)。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの利回りの平均は10.3%

2021年5月までの運用実績を見ると、利回りの平均は10.3%です。

要するに、平均で年10.3%のプラスの実績を出しているファンドです。

それって高いの?低いの?

3~5%あれば優秀といわれているので、優良な商品です!

年間の利益率の幅は、-19.0%~56.6%で推移している(目論見書の7ページの➁の図)ことから、乱高下は激しいが、プラスの運用ができていることが読み取れます。

好況時には、運用実績が残せるファンドである可能性が高いです!

ニッセイ外国株式インデックスファンドには為替変動と株式変動、流動性の3つのリスクあり

ニッセイ外国株式インデックスファンドには、為替変動と株式変動、流動性の3つのリスクあります。

3つのリスクについて順に説明しますが、特に注意が必要なのが、為替変動リスクです。

為替変動リスク【要注意】

為替変動リスクとは、円ドルの為替レートによって、ファンドの運用実績が変わるリスクです。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの場合は、為替変動リスクは高く、円高に弱いと言えるでしょう。

ニッセイ外国株式インデックスファンドでは、ドルベースの外国株式を、円換算した結果を純資産総額としています。

為替変動リスクの例

例えば、ファンドの資産が1,000,000ドルあったと仮定します。

1ドル100円のときの純資産総額
1ドル100円のときの純資産総額

為替レートが1ドル100円なので、ファンドの資産を円に換算すると、

1,000,000×100円=1億円

の純資産となります。

今度は、為替レートが1ドル80円(円高)に変化した場合を考えます。

1ドル80円のときの純資産総額
1ドル80円のときの純資産総額

同様に円に換算すると

1,000,000×80円=8,000万円

となります。

ドルではファンドの資産が変わらなくても為替レートが1ドル80円に円高にシフトすると、

1億-8,000万円=2,000万円

も、円換算で資産が減少しています。

為替変動リスクがあるファンドは、円高に弱いと言えます。

よくわからなかったら、「外国株式インデックスファンドは、円高に弱い」と覚えておいてください!

株式変動リスク

株式変動リスクとは、文字通り株価が下がるリスクです。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの主要銘柄である、アップル・マイクロソフトをはじめとするIT企業や、アマゾンなどの流通分野の株価の低下は、評価額の低下に直結します。

IT・金融・ヘルスケア・流通(いずれも主要業種)の業界は、将来性があると個人的には思うので、株式変動リスクが小さいと言えます。(逆の場合もしかり)

流動性リスク

流動性リスクとは、ファンドの信用がなくなり、投資家がファンドを売却することで純資産総額が減るリスクです。

純資産総額が減るほど、信託会社の運用方針を実現しづらくなるので、運用実績が安定しづらくなります。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの場合は、純資産総額が1,000億円以上あるので流動性リスクは低いです。

ニッセイ外国株式インデックスファンドのまとめ

ニッセイ外国株式インデックスファンドのポイントをおさらいします。

ニッセイ外国株式インデックスのポイント5つ
  • 上位10銘柄(めいがら)のうち、情報技術・通信の分野が6つ
  • 信託報酬は、年率0.1023%(税込)であり、格安
  • 純資産総額は、1,000億を超えていて信用がある
  • 2021年5月までの運用実績を見ると、利回りの平均は10.3%で優秀
  • 為替変動と株式変動、流動性の3つのリスクあり

主なリスクは為替変動リスクのみ。

信託報酬は0.1023%とかなり安いし、しっかりと実績を残せているファンドなので、ニッセイ外国株式インデックスファンドは優良ファンドと言えます!

インデックスファンド

コメント

タイトルとURLをコピーしました