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銘柄(商品)の評価

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評判・利回りは?手数料が格安

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ってどんなファンド?

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、手数料が安いインデックスファンド。

2018年7月3日運用開始なので、運用歴こそ4年目で浅いですが、ひよこSE(@PiyoOct)的には最もおすすめできるファンドの一つです。

目論見書から、ポイントをざっくりと書くとこんな感じ。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のポイント
  • S&P500(=アメリカの500社平均)の動きに連動させる商品
  • 上位10銘柄(めいがら)のうち、ITの分野が6つで全体の21.7%
  • 信託報酬は、年率0.0968%(税込)。インデックスでもトップクラスの安さ
  • 純資産総額は、7,394億円。1,000~3,000億程度が相場なので信用あり
  • 2021年までの運用実績を見ると、利回りの平均は16.8%で優秀

ひよこSEが投資しているニッセイ外国株式インデックスファンドよりも、手数料が0.0055%安いのがすごい!

米国株式インデックスに投資するなら、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)から検討すればよいかと。

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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックスとは?

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックスとは、文字通り、S&P500の値動きに連動させることを目的とした投資信託。

目論見書の2ページに明記されています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは

三菱UFJの関連会社(三菱UFJ国際投信)が、運用会社です。

つみたてNISAの対象ファンド!

S&P500って何?

S&P500って何?

WikiPediaの記述を見てみます。

ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。なお、社数は500社だが、1つの企業の銘柄で議決権の有無などによる複数のクラスがある場合は、銘柄数が500より多くなる場合がある。

ちょいと難しく書かれてますが、ひとことで言えば、「アメリカの代表的な500社の株価の平均」です。

※「加重平均」なので、単純平均ではなく、重みがつけられている。たとえば、アップルだけ比重を多くするみたいに。

日経平均株価のアメリカ版と考えて問題なしですね!(ちなみに日本の場合は225社)

「S&P500のインデックスファンド」ということは、「アメリカの代表500社に投資して、S&P500と同じ結果になるようにしているファンド」といえます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックスの組入銘柄は、IT中心

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックスの上位10銘柄(めいがら)を確認。

ITの分野が6銘柄(マイクロソフト・アップル・アマゾン・アルファベットA/C・Facebook)で、全体の21.7%を占めています。

ITに投資しているといっても過言じゃないです!

上位10銘柄

目論見書の6ページにある、上位10銘柄を表にしてまとめました(英語表記を、一部カタカナにしたうえで表にしています)。

No銘柄業種比率
1マイクロソフトソフトウェア・サービス6.0%
2アップルテクノロジー・ハードウェアおよび機器5.9%
3アマゾン小売3.7%
4アルファベット(A)(※1)メディア・娯楽2.2%
5テスラ(※2)自動車・自動車部品2.2%
6アルファベット(C)メディア・娯楽2.0%
7Facebookメディア・娯楽1.9%
8NVIDIA半導体・半導体製造装置1.5%
9バークシャー・ハサウェイ(※3)各種金融1.3%
10JPモルガン・チェース(※4)銀行1.3%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)より筆者作成

※1 アルファベット社=googleの親会社

※2 テスラと言えば、クリーンエネルギーの開発をやっている自動車メーカー(電気自動車とか)

※3 Alphabet社は、googleの親会社で、Alphabet社≒googleと考えて問題ないです。

※4 JPモルガン・チェース社は、銀行持株会社。子会社にJPモルガン銀行があって、有価証券(≒株式)の発行や取引をしている投資銀行

iFree S&P500インデックスとの比較

iFree S&P500インデックスは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じコンセプトの投資信託なので、比較します。

No銘柄業種比率
1アップルIT(情報技術)5.3%
2マイクロソフトIT(情報技術)4.9%
3iシェアーズ・コア S&P 500 ETF投資信託3.8%
4アマゾン・ドット・コム一般消費財・サービス3.7%
5S&P 500 EMINI FUT先物投資信託2.4%
6フェイスブックIT(コミュニケーション・サービス)1.9%
7アルファベット(A)IT(コミュニケーション・サービス)1.7%
8アルファベット(C)IT(コミュニケーション・サービス)1.7%
9BERKSHIRE HATHAWAY持株会社1.4%
10テスラ一般消費財・サービス1.4%
iFree S&P500インデックスの目論見書より筆者作成

※eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とiFree S&P500インデックスの両方にあるファンドに赤線を引きました。

くらべてみると、比率とランキングこそ違えど、上位10銘柄のうち、8つが一致している状態。

おそらくですが、iFree S&P500の純資産額は225億円なので、資金不足。

それで、他の投資信託に投資する荒業(あらわざ)をやってるのかと。

「S&P500を指標とするよ」というだけあって、IT系に投資する方針・投資先は、ほぼ同じです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の手数料は、年率0.0968%(税込)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の手数料(信託報酬)は、年率0.0968%(税込)であり、投資信託のなかでもトップクラスの安さ

目論見書の8ページに記載があります。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬

いつもひよこSEは、

  • 手数料が1.0%を超えるファンドをやめておけ
  • 手数料が0.3%以下のファンドから選べ

と言っていますが、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は余裕でクリアしています。

信託報酬は、信託会社が毎日徴収している

信託報酬は、信託会社(三菱UFJ国際投信)が毎日徴収しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合は、

純資産総額(7,394億) × 0.000968 / 365

を、信託会社が毎日徴収。評価額として(=口数に応じて個人の口座残高に)反映されます。

信託会社は、毎日196万円程度、このファンドで儲けていることになります!

【よだん】0.1%でも、7000億円もあれば年間7億円。手数料を格安にして、多くの投資家の支持を得ているこのファンドは、薄利多売のお手本のようなビジネスと言えるかと(ほめています)。

それじゃあ、安い方がよさそう。

1円でも安くするべきですね~

【関連記事】投資信託の「信託報酬」とは?計算方法も含めて、徹底解説

信託報酬が0.1~0.3%の商品は多くある

手数料(信託報酬)は、値下がりが続いてて、0.1~0.3%の商品はゴロゴロあります。

信託報酬が比較的安い商品

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、ひよこSEが見てきたファンドの中で一番安い0.0968%

手数料的には、超がつく優良ファンドの1つですね。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評判は良い

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評判は、良いです。

投資家からの信用度・評判は、「純資産総額(投資家から集めたお金=保有資産=投資に使えるお金)」で判断するのが一番手っ取り早いので見てみます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産総額

2021/10/29現在、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産総額は、7,394億円です(目論見書6ページ)。

iFree S&P500インデックスは、225億円(同じコンセプトなのに、だいぶ負けている感ある)。

ちなみに、ひよこSEが投資している、ニッセイ外国株式インデックスファンドだと、2,866億円。

3倍とまではいかないけど、ニッセイ外国株式の2.6倍以上の支持を集めている計算。

※悔しいなぁ。ひよこSEが投資をはじめた2019年のときは、このファンドは1,000億円なかったのに、ここ数年ですごい成長です。 笑

純資産総額から投資家からの評判をはかっても、非の打ち所がないです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の平均利回りは16.8%

2021年までの運用実績を見ると、利回りの平均は16.8%です(目論見書5ページの「ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較」の赤の棒グラフ)。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の利回り

それって高いの?低いの?

3~5%あれば優秀といわれているので、優良な商品です!

景気が悪くなって下落しそうになっても(2022年はそうなるかも)、手数料も安いし純資産総額も豊富だし。

なんとか踏ん張りそうな雰囲気がありありのファンドですね(´▽`*)。

まとめ:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、投資候補としてあり

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のポイントをおさらいします。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のポイント
  • S&P500(=アメリカの500社平均)の動きに連動させる商品
  • 上位10銘柄(めいがら)のうち、ITの分野が6つで全体の21.7%
  • 信託報酬は、年率0.0968%(税込)。インデックスでもトップクラスの安さ
  • 純資産総額は、7,394億円。1,000~3,000億程度が相場なので信用あり
  • 2021年までの運用実績を見ると、利回りの平均は16.8%で優秀

信託報酬は年率0.0968%(税込)。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの人気度を、あっという間に追い抜いたことから、手数料の安さを見逃さない投資家たち(判断の早さもさすがと言わざるを得ない)。

利回りもきちんと出せているファンドで、ダメ出しするポイントがないともいえるファンド。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は優良ファンドなので、投資候補として大いにありだと思います!

インデックスファンド

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